ソフィストは紀元前5世紀なかばごろから
金曜日, 12月 18th, 2009前4世紀にかけてギリシアで活躍した知識人たちの呼び名。
多くは地方ポリス(都市国家)の出身者で、アテネほかのポリスを巡り、弁論術を中心にさまざまの専門的知識を教授することを職業とした。
アブデラのプロタゴラス、レオンティノイのゴルギアス、ケオスのプロディコス、エリスのヒッピアスらが有名である。
民主政のアテネでは、議会や法廷での弁論に優れていることが、政界での、つまり市民としての成功を意味した。
ソフィストたちは時代の要求にこたえ、多額の謝礼と引き換えに富家の子弟に演説や論争の技術を授けた。
講義は作文修辞の法のみならず、法律道徳論、文明論などの実質的思想にも及んだ。
彼らが徹底的な形で示した言論の魅力は知的な青年たちをとりこにしたが、やがて保守的市民から過激な危険思想家と目されるようになる。
ソクラテスの受難も、ソフィストと混同されて市民の反感を買ったことが一因であった。